うみたいわ~ラーニング・ジャーニー 2023#7
「原発事故被災者の声を聴く」
ゲスト:三瓶春江(さんぺい はるえ)さん
「うみたいわ~ラーニング・ジャーニー2023」は、日本社会が原発事故・気候危機・次の大地震にどのように応答していけるのか、社会が健やかに存続していくためにどのように必要な変化を生み出せるのかを探求し、エネルギー政策に関わるマルチステークホルダーダイアローグの場づくりを目指しています。現在、その準備として、様々なステークホルダーの方々においでいただき、お話をうかがっています。
今回は、原発事故により地域全体が「帰還困難区域」に指定された福島県浪江町津島地区の三瓶春江さんにおいでいただきます。
原発事故が始まって 12年8ヶ月。
この長い年月の中で、どんなことを経験し、何を感じ、どんな未来に向かっていこうとしているのでしょうか?
静かに耳を傾け、対話を通して、ともに探究の旅をいたしましょう。
みなさまのご参加をお待ちしています。
*ゲストのご紹介
三瓶 春江(さんぺい はるえ)さん:福島県浪江町津島出身。4世代10人家族で暮らしていたが、原発事故により福島市に避難する。津島地区は全域が「帰還困難区域」に指定された(現在、一部の区域が「特定復興再生拠点区域」に指定)。津島地区原発事故の完全賠償を求める会、福島原発事故津島被害者原告団役員、ふるさと津島を映像で残す会(https://www.furusato-tsushima.com/)語り部。
★日時・場所等
日 時:2023年11月28日 (火) 20:30~22:30(JST)(放課後~23:00)
場 所:オンライン ZOOM(お申し込みされた方にアドレスをお伝えいたします)
参加費:無料 *ご寄付歓迎(うみたいわの運営費とさせていただきます)
放課後として23時までリラックスした場を設けますので、そこまで参加されることをオススメいたします。
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★参加方法
https://umitaiwa231128.peatix.com/view
よりお申込みください。ご参加の方には、後ほど当日の zoom リンクを送らせていただきます。
ご参加を心よりお待ちしております。
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★うみたいわ◎ソーシャル・ソリダリティ・サークル#8(12/2)のご案内
うみたいわの旅をさらに深め、共に学びあう場です。
少々時間をおいてから振り返り、気づく場として設けていますので
ぜひご活用ください。
2023年12月2日 (土) 20:30-22:00
無料(寄附歓迎)オンライン開催
https://umitaiwa-ssc231202.peatix.com/view
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GAIA Journey Japan うみたいわチーム一同
https://www.facebook.com/umitaiwa
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◆「うみたいわ」のはじまり
2023 年に実現してしまうかもしれない、福島原発事故からの汚染処理水の海域放出。
本当にそれで良いのだろうか?
――疑問と恐れを感じた U 理論を学ぶ有志で 2021 年に対話をスタートしました。
その中で、汚染水の問題の深さ、複雑さと広がりを知り、汚染水についてだけでなく、
私たちが創造したい未来を表現したスローガンの下に対話を続けて行きたいという想いが強まりました。
そのダイアローグ(対話)の中で産まれたのが「うみたいわ」です。
◆「うみたいわ」に込めた想い
「うみたいわ」という一つの言葉の中に、私たちは、私たちが直面している問題の複雑さと私たちの願いを込めています。
・私たちが大切にしたい「海の対話」
・これから産み出していきたい未来の「産み対話」
・新しい解決法を一緒に「生みたいわ」
・利己主義から生み出してしまった様々な膿を見つめる「膿対話」
・変わらない現実に疲れこれ以上続けるのが嫌になってしまっているトラウマを表している「倦み対話」
・あなたと私、一緒に対話して未来を見出していきたい「U&Me 対話」
・U理論のUを観たい・体現したい「U観たいわ」
◆「うみたいわ」のこれまでの旅
「うみたいわ」では、これまで、福島原発事故現場から発生し続けている放射能汚染水の処理・管理の問題を入口にして、福島原発事故によって何が起きているのかを知り、その現実を生み出しているシステムに存在する様々なステークホルダー(利害関係者・関係する様々な立場の人々)の目からシステムを眺め、そこからシステム全体の有りよう、未来の可能性を感じ取っていく学びの旅をしてきました。
2021 年
(うみたいわ以前)
6/24 (木) 原発「汚染水/処理水」のこと、どう感じてる?を共有し未来につなげる体感ワークショップ(プレ・セッション)
7/29 (木) 原発「汚染水/処理水」のこと、どう感じてる?を共有し未来につなげる体感ワークショップ(4Dマッピング)
(うみたいわ以降)
9/30(木) 船出(キックオフ)
10/28(木) アクティビストの声を聴く
11/25(木) 漁業者、農業者の声を聴く
12/23(木) 被災地住民、避難者の声を聴く
2022 年
1/27(木) 新年対話会
2/24(木) 政策決定者(経済産業省)の声を聴く
3/24(木) 原子力開発技術者(日本原子力学会廃炉委員長)の声を聴く
4/21(木) 福島原発作業員の声を聴く
5/27-29 4D マッピング京都合宿
6/25(土)4D マッピングワークショップの振り返り
7/23(土) フィジーの若者(核被害)の声を聴く
8/18(木) セヴァン・カリス・スズキ 地球の声を聴く
12/15(木) 「最高の未来」の声を聴く"うみたいわ望年会"~福島原発事故の汚染処理水の海洋放出から
2023年
2/15(水)「対話とは?」~経産省主催のGX「説明・意見交換会」の現場から体感し対話する
4/28(金) 福島原発事故から12年 日本の社会システムを「3Dマッピング」で 「見える化」しながら可能性を探る
5/5(金) 福島原発事故から12年「3Dマッピング振り返り会」
6/21(水)福島原発事故から12年「原子力専門家の想いを聴く」
7/21(金)福島原発事故から12年「原発はない方がいいという研究者の想いを聴く」
9/4(月) 処理汚染水を海洋放出の今こそ うみたいわ!「私たちは 海。うみ を感じて対話する」
10/28(土)「原発事故発災当時子どもだった人々の声を聴く」
◆わたしたちがめざす未来
旅の中で以下の示唆が浮び上がってきました。
・政策決定プロセスにステークホルダーが参加する機会が必要
・その際、立場の異なるステークホルダー間での「対話」が大切
・「対話」が、互いを尊重し、双方から橋を架けることで、共同で新しい可能性を見つけて行くことを可能にする
2023年、私たちは、
<政策決定において多様なステークホルダーによる対話が有効に機能して、
市民が当事者として責任をもって関わり、政府がそれを遵守・実行する社会>
を目指し、さらなる学びの旅を続けていきます。
◆「うみたいわ」の羅針盤:U理論
「うみたいわ」では、組織や社会の変容をもたらす理論と実践の体系であるU 理論を旅の羅針盤とし、U理論の様々なツールを使った場づくりをしています。U理論の提唱者オットー・シャーマー博士や SPT の創始者アラワナ・ハヤシの主な活動の場であるプレゼンシング・インスティテュートのプログラム u.lab やガイア・ジャーニーとも連携しつつ進めています。
PI年次レポート:
https://www.u-school.org/news/the-presencing-institute-20202021-annual-report
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